しがないファンがアイドルに会ってしまった話
(これは個人の日記だと思ってください)
(誰にどこでどう会ったかは書いてません)
うまれてはじめて
ライブ以外の場で
アイドルに会ってしまいました。
当たり前なんですけど、
分かってはいるつもりだったんですけど、
同じ世界に生きているという現実。
彼のことを知らないままあの日を過ごしていたら
まさか目の前にいるのがジャニーズなんて気づきもせず
いつもと同じ変わらない日々を過ごしていました。
でも私は彼が誰なのか知っていて
ステージや画面越しでのアイドルである彼の姿を何回も見ているわけで。
もがいてあがいてキラキラ輝いて笑顔にしてくれるあの彼が目の前にいる現実
毎日毎時間あれが夢なのか現実なのか分からなくて
ふとした瞬間思い出したかと思えばあの日のことが頭から離れなくなって
ものっっすごく元気になったり
逆に、魂飛んでった?ってくらい放心状態になったり
食欲まで失せてきたり。
「あ〜ワンチャンあの日のおかげで食欲失せて痩せれんかな…」なんて呑気なこと考えて
数分後は口あけて天井みてたりしてて。
私は、関西のアイドルを大好きになって、しっかり応援するようになったのは今年に入ってから。
昔からずっと彼らを応援していて彼らを支えてきた方々には頭が上がりません。
同じ大阪に住んでて
日々SNSには
『今日〇〇で△△くんに遭遇しました♡』
なんて投稿が流れてきて
「会えないのかな〜、」って思ったり
友達と梅田に出かけた際には
「えーっ、ここってさっきまでわたしがいたところ…」
なんてこともあったり
「まぁ運だよなぁ〜徳積むかぁ〜」って。
でも
その時は突然にやってくる。
「あ〜〜眠たい2時間睡眠やっぱキツイな」なんて思いながら大学のプリント見て
いつもと同じように好きなアイドルのライブ映像を見て
やっぱ好き〜!って思いながらTwitter開いたりして
何気なく横を見たら
なんか、なんか、わかんないけど
ヤバい
本当にヤバい
あれ
えっと…
えっと…?
あれ、私あの人知ってる…
『この問題知ってる…!』あの進●ゼミの漫画みたいなヤツ。
いや嘘だよね てかそんなことないよね いやまさかね もちろんこのご時世だから(まあご時世関係なくてもしてるだろうけど)マスクしてるし そもそも距離あるし うん これは ちゃう。
って自分でいっぱい言い訳作って
オタク特有の早口を脳内でフル回転させて
まあそんなことあるわけない
ちゃうちゃうちゃうちゃう
ないないないない
って
そう思いながらも手はガッタガタに震えてて
挙動不審だったと思うし
目の前にいるおばちゃんと5回くらい目があったし
『なんやあの子…落ち着きないなぁ』
とか思われてたと思う。
でもその後色々あって(詳しくは言えない)
彼だと確信。
当たり前なんだけど私は理解しきれてなかったかもしれない、
彼も人間だった、
生きてた、
環境も何もかも違うのはわかりきってるけど、
同じこの場にいるんだって
ライブに行ってカウントダウンしてアイドルが出てきて
「生きてる😭動いてる歌ってる踊ってる😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭」
って膝から崩れ落ちながらバカデカ感情で号泣するアレとはまた違う感情
受け入れられない自分と受け入れようとする自分。
そして数日経った今もそのことが頭から離れなくて。
自分の気持ちを整理するためにもこうして文字に起こしてる。
何気ないふとした瞬間だったり
(よくないけど)バイト中であったり
家で家族と過ごしているときであったり
ぼーっとテレビ見てるときであったり
起きた後も寝る前も
なんなら夢の中でも
彼が出てくる、
怖い。
怖いくらいに考えてる。
「アイドルに会ってしまった」という現実を受け入れられず、この私のバカな脳はグルグルグルグル彼の名前をひたすら羅列してるだけで
今までSNSで遭遇情報を見たりしたら
「いいな〜羨ましいな〜幸せだろうな〜見てみたいな〜」
ってずっと思ってた
だけど実際に会ってしまった私の心情は全然違った。
こんな苦しむなんて聞いてない❗️
今も文を打ちながら胸が苦しい。
そして当たり前なんだけど
こんな苦しんでる私のことなんて彼は知るわけもなく(もちろん知ってほしくもない)
いつも通りの日々を過ごして
学業とアイドル業に励んでいる。
何も変わらない日々。
彼にとってあの日は
きっといつもと同じような日。
でも私にとってあの日は
言葉では言い表すことができないような夢なのか現実なのかもわからない日。
何度でも言うけど、私があの日以来こんな感情を抱いてこんな文章をポチポチしてることなんて知ってほしくない。
でも私の脳バカだから整理したいし書き留めておく。
こんなつらつらたらたら書いておいて締めが死ぬほど内容薄いんだけど
「いつも本当にありがとう
アイドルになってくれてありがとう」
同じ場で生きているって改めて感じて以来、
より一層そう思うようになった。
辛い苦しい悔しいこともたくさんあったと思うし、きっとこの仕事をしている以上これからもあると思う、
それでも彼含め彼らは私たちファンに幸せを与えてくれるんだろうな。
大好きです。
あの場では声なんて出るわけもなく
声をかけるなんて発想もなく
何も言えなかったけど
ずっと応援しようって心から思った。
いつも本当に生かされています。
ありがとう。
全国にたくさんいるファンの中の1人の記憶。